「舛添=原発推進派」周知街宣( 2014.2.9)をふりかえる


“ニセ選挙運動in東京都知事選2016”もこれを書いている現在、はや8日目が終わったところである。選挙戦も中盤というか、ちょうど折り返し地点だ。ニセだけど。

前回に引き続き初日7月14日の闘いを振り返っておきたい。

が、前段として2年前の都知事選での活動について説明が要る。舛添サンが当選した、あの2012年の都知事選だ。

この時に展開した「原発推進派ほめご…大絶賛キャンペーン」のターゲ…絶賛対象は舛添サンと田母神(俊雄)サンの2人だったが、もちろん主には当選の可能性が高く、しかも田母神さんと違って自身が原発推進派である事実を隠…謙遜して伏せて選挙戦を展開しようとしていた舛添サンである。「私たちテロリストの大事な標的である原発を今後も続けてくれる舛添サン(と田母神サン)をネチネチと応援しています!」という街宣を、選挙期間中ずっと続けた。

それだけではない。

投票日の朝8時に世田谷区某所にある舛添サンの自宅前に街宣車で乗りつけて(住所は選管のサイトに載ってたんだったか、公開情報として入手できたのである)、実際に立候補してる人は公職選挙法の規定で投票日は一切活動できないので自宅にいるんじゃないかと、「長い長い戦い、お疲れさまでした。今日は自宅でゆっくりされるだろう舛添サンの代わりに、今日も引き続き私たちテロリストが、舛添サンが原発推進派だという事実を都民の皆様に広く知らせてまいりますので、舛添サンはどうか安らかにお眠りください」と大音量でねぎらって、なぜか警察を呼ばれたりした。

実際、我々は有言実行、舛添サンに「『舛添サンは原発推進派である』という重要な事実は、やはり未来を担う子供たちにこそ知らせていきたいので、今日はとくに都内の“公立の”小中学校を回っていくつもりです」とも大音量でお伝えしたとおり、地図とにらめっこしながらとりあえず世田谷区あたりの小中学校を徹底的に回ったのだが、なぜかあの日は学校に肝心の子供たちの姿がほとんど見えず、代わりに一様にハガキ大の怪しげな紙を持った不審な大人たちがどの小中学校へ行ってもウロウロしていた。

仕方がないので我々は「今日はPTA総会か何か、あるいは“生涯学習”とかでしょうか? 本当は子供たちに大事な話をしに来たんですが、仕方がないので、大人なのになぜか子供の学校に通っている方々にお話ししましょう。舛添要一サンは原発推進派です! “何か”の参考にしてください」とアナウンスしまくった。後で聞いた話、どうやらそれらの小中学校はすべて選管に借り上げられ、投票所として利用されていたそうで、結果的にはあれはあれで良かったのかもしれない。

(YouTube動画「外山恒一「舛添=原発推進派」都知事選投票日 周知街宣 – 2014.2.9」参照)

 

それぐらい熱烈に応援していた舛添サンが任期半ば、志半ばにしてこんなことになってしまって、もちろん私としても非常に心が痛む。ここはやはり、今回もまずは何はさておいて、失意のどん底にあるだろう舛添サンに慰めの言葉のひとつでもかけてあげないようでは、人としてどうなんだという話である。

7月14日、いきなりのトラブル続きで正午を回ってようやく街宣車の看板を“ニセ選挙運動”仕様に付け替えた後、さっそく世田谷区某所・舛添邸へと私は街宣車を走らせた。

なにしろ2年半ぶりである。「たしかこの辺だったよなあ」と、せっかくだし「外山、外山恒一がやってまいりました!」と大音量でアナウンスしながら某所一帯をウロウロした末に、見つけた。

 「舛添サン、長い長いお務め、お疲れさまでした。2年前にもやってまいりましたテロリスト、外山、外山恒一が、舛添サンをねぎらいにやってまいりました。だ・か・ら私が2年前にあれほど“やめておけ”と遠回しにご忠告申し上げたではありませんか。原発推進派は家でおとなしくしてればいいんです。今度こそ安らかにお眠りください。よっ、前・都知事!」

 私はつくづく礼儀正しく義理堅い人間だ、と我ながら感心なことである。今回はもちろん警察など呼ばれなかった。と思う。

舛添邸を後にしてからは通常の“ニセ選挙運動”街宣に移行したが、それでも私は心の片隅ではいつも舛添サンのことを気にかけている。選挙戦2日目だったか3日目だったか、その思いが高まってつい、「選挙反対、めざせ投票率ゼロ%。外山、外山恒一が投票ボイコットのお願いにまいりました。投票率ゼロで全員ゼロ票・当選者ゼロで、都知事のいない明るい東京を築いてまいりましょう。東京に知事はもう要りません! 投票には行かないようお願い申し上げます」とルーティンな街宣フレーズに続けて、ふと口にしてしまった。「あるいは『舛添要一』とでもお書きください」

これがなぜか通行人にウケるのである。私はただただ舛添サンのことを思ってマジメに云ってるのに、不思議だ。

今日8日目にもさらにポロッと出た。「投票に行かない、もしくは『舛添要一』とでもお書きください。……舛添さんもきっと喜びます」

通行人はますます笑う。本当に不思議だ。